おはようございます。 広島市佐伯区美の里1-3-19 タナカ株式会社 代表取締役 田中 正之です。
日々の対応に追われ、最近は新聞を読むことが好きな私としましては、近々の興味ある記事を「貯め読み」。
必然的ではありますが、時間の有効活用へとつながって来ています。
【春 秋】2019(平成31)年4月3日(水)←〇明治45年(1912年)7月、(今上)天皇の危篤を伝える号外を手にした日の
夏目漱石の日記(いまのブログ・社長日誌ともリンク)。
「当局の権を恐れ、野次馬の高声を恐れて、当然の営業を休むとは表向きは如何(いか)にも皇室に対して礼篤(あつ)く
情深きに似たれどもその実は皇室を恨んで不平を内に蓄うるに異ならず」
日記を要約⇒夏の風物詩。隅田川の花火を中止した当局の対応は非常識だ。娯楽を禁じても病状は回復しない。
営業停止はかえって天皇の※徳を傷つける、と批判。返す力で新聞はしっかりしろ、とバッサリ。
さすが当代一の文明人だ。思えば、私たち「昭和」の終わりに「自粛」という形で同じことを繰り返した。
翻(ひるがえ)って、飲料や菓子メーカーが「令和」と印字した商品を提供する、との報が拡散。
元号をコミュニケーションや消費の手段として「楽しむ」。表現や経済活動が委縮した昭和末期の
閉塞感を知る身には隔世の感だ。
天皇の寿命と※2代替わりを切り分け、社会の混乱を抑えたい。天皇陛下はそんなお気持ちもにじませ、
退位が実現する。5月1日の改元の瞬間、どんな光景を目にするのか。東京・渋谷の交差点※
若者たちはハイタッチ※3を交わし、盛り上げるのか。漱石先生なら、自粛に身をすくめるより、
よほど「文明的」だと評するだろうか。
中国新聞2019(平成31)年3月12日(火)〈地方版総合戦略 広島など中国4県〉
『人口対策の目標達成困難』国の「地方創生」を受けて自治体がつくった地方版総合戦略を巡り
中国5県のうち、広島、山口、岡山、鳥取の4券で、人口減少対策の主な数値目標の達成にメドがたってないことが
11日、中国新聞の調べで判明。
一方、島根県は数値目標を達成。県外から「留学」高校生↑、隠岐の島・海士町などで移住
希望者が増加。14年:1300人、転出超過⇒18年末:169人にまで↓。
目標:「40年(20年後)に社会減ゼロ」と上方修正している。
広島県福山市、同・呉市:「くれワンダーランンド構想」打ち出し、子育て世代が暮らしやすい環境整備強化へ。
(東海右佐衛門直柄)
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