タナカ株式会社

BLOG 社長日誌

 2050年に温暖化ガス排出を実質ゼロにする目標に意欲を示す。

 

 日経新聞2019年8月16日(金)1面〈特集〉

 

〈エネルギー バトル〉〇再生エネの奔流 ③

 

「再エネ転換に決意」 欧州では国境をまたぐ送電網が共有される。

例えばドイツ北部で風が弱く風車が回らないときは、余っている国から電気を買う。

 

 どうしても足りなければ火力発電などで補う。

 

欧州全域でうまく融通い、EUの電力消費に占める再生エネのシェアは3割を超える。

 

 

 再生エネへの自信は、温暖化対策の機運を生む。

 

 

 

〈弊社多機能モニターで見える化は省エネ&環境意識を高める効果を紹介〉

 

 温暖化対策を最優先課題とするEUは、地球の温室上昇を抑える

 

国際枠組み「パリ協定」の議論をリードした。

 

 マクロン仏大統領は「野心的な目標が技術革新を生む」と訴える。

 

国連環境計画によると、’17年の再生エネへの研究開発費は27億ドルの

欧州が米国(21億ドル)や中国(20億ドル)を抑えて最も多い。

 

 日経新聞2019年8月21日(月)1面

 

ESG×収益力 欧米先行

 

人材・投資呼び込む「企業の持続性重視へ新指標」

 

 

〈日本国内物流のイノベーション最前線 研究開発情報の紹介〉

 

 

〈欧米勢が上位30社の9割〉〇凡例:ROESGポイント=P

A=社名 (  )=業種

1位 ノボノルディスク(デンマーク、医療)P=92.4

 

2位 米アルトリア・グループ(たばこ)P=70.5

 

3位 ヒンドゥスタン・ユニリーバ(インド、日用品)P=67.0

 

4位 米イントゥイット(IT)P=64.8

5位 米エヌビディア(半導体)P=52.9

 

6位 アクセンチュア(アイルランド、ITサービス)P=52.6

 

7位 米TJX(小売り)P=52.1

 

8位 米スリーエム(3M、化学)P=50.6

 

9位 ロシュ(スイス、医療)P=45.6

 

10位 米イリノイ・ツール・ワークス(機械)P=45.3

 

 持続的に高収益を上げられると評価できる企業には、欧米勢が多く

 

ESG(環境・社会・企業統治、3面きょうのことば)

 

 スコアと自己資本利益率(ROE)を使って評価したところ、上位100社のうち

 

8割を欧米企業が占めた。環境や労働問題など社会の要請に鈍感な企業は顧客や人材、

 

投資マネーを引き寄せられない。日本企業も両方の指標を引き上げる必要がある。

 

 3面 ESG  企業のブランド力に寄与

 

〈ESG向上の主な取り組み〉

  E(環境)

 〇 二酸化炭素排出量の削減

 〇 再生可能エネルギーの利用

 〇 生産過程での廃棄物低減

 

 

〈タナカ株式会社 太陽光発電システム 設置例〉

 

 

  S(社会)

 〇 供給網でも人権問題の配慮

 〇 個人情報の保護や管理

 〇 製品の安全性の確保

 

 

  G(企業統治)

 〇 取締役会の多様性確保

 〇 適切な納税

 〇 贈収賄など汚職防止

 

 

 企業のESGは損益計算書(P/L)や貸借対照表(B/S)から判断するのは難しく

 

調査会社が算出するスコアが参考にされている。大手の米MSCIは二酸化炭素(CO2)

 

 排出や労働安全衛生、企業倫理など約40の重要課題を定めている。これらのうち、

 

リスクが顕在化した場合に財務に影響を与える項目を業種ごとに6~10程度選び、

取り組みを評価している。

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